フリーランスと会社員を両方経験した私が「どちらの方が幸福度高いの?」というテーマで語ってみる

こんにちは、進撃する人です。
私は4年間専業アフィリエイターという名の自営業(フリーランス)を4年間やった後に様々な経緯を経てエンジニアとして会社に勤めています。

(*勤めるに至った経緯は以下の記事を参考にしてください。)

4年続けた専業アフィリエイターを辞めてエンジニアに転職した理由20個全部説明しよう

4年間自営業をやった後、1ヶ月サラリーマンをやっているわけです。
そこでサラリーマンになってまだ1ヶ月しか経過していませんが、どちらの方が幸福度が高いのか語っていこうと思います。

【結論】「今は」サラリーマンの方が幸福度が高いと感じる

意外な結論かもしれません、サラリーマン時代の今の方が幸福度は高いです。

これでも満員電車に毎日乗ってますし(いづれ会社の近辺に引っ越してQOLの高い生活をしたいですけど笑)週5日フルで会社に通ってますし、1日8時間は勤務しています。

側から見るとブロガーさんが「消耗してそう….」と言いたくなるような生活をしているかもしれません。

けれども自営業の時に自営業歴4年目の時にサイト運営が徐々にうまくいかなくなって将来的に悲観するようになったり、何にもストレスがかからず何にも縛られず幸福度が高いどころか逆に無気力になっていきました。

これが自分の望んでいた自由だっけ?」と。

スタンフォードのストレスを力に変える教科書によると

もっとも幸福な人たちは、ストレスのない人たちではありませんでした。
もっとも幸福な人たちは、大きなストレスを感じていながらも、精神的に落ち込んでいない人たちだったのです。
そのような人たちは、自分の人生をほぼ理想に近いと考えている割合が高いこともわかりました。
それとは逆に、もっとも不幸な人びとは、屈辱感や怒りを強く感じているいっぽう、喜びはほとんど感じておらず、そこには「ストレスの明らかな欠如」が見られました。

…中略….

ストレスが多い人のほうが、愛情や健康に恵まれ、人生に対する満足度が高いようなのです。

 

参考:スタンフォードのストレスを力に変える教科書

と記述されています。

自営業を始めたての時はお金がなかったので「お金がないストレス」でそれなりに頑張れましたし、毎日が充実していました。
しかしお金を満たした後の自営業時代後半は「ストレスがなさすぎて」生活習慣が徐々に壊れ、無気力状態になっていきました。(生活習慣が壊れたとはいっても昼夜逆転まではいかなかったですが)

まさかストレスフリーすぎて幸福度がここまで落ちるとは思ってなかったのが盲点です。

その後、将来のこと、今のストレスフリーすぎて堕ちていく現状など、あらゆる点を考慮してサラリーマンに戻りましたが、今のところ満足しています。

断言します。
自営業でストレスフリーすぎた結果、生活習慣が壊れはじめたら「終わりの始まり」です。
取り返しのつくうちになんとかした方がいいですよ。

どちらも経験した私が自営業とサラリーマンを簡単に比較してみる

 

フリーランス サラリーマン
時間的自由度
収入の安定度
社会との繋がり
適度なストレス

フリーランス時代の方が時間的に自由度は高く、精神的にも何にもプレッシャーを受けないので気楽でした。

一方でストレスがなさすぎてどんどん無気力になっていきました。

また、土日も平日も関係なく中途半端に遊び、中途半端に仕事してたのでメリハリがなくイマイチ日々充実感がなかったです。

本当、フリーランスって向き不向きありますよ。

フリーランスになって生活習慣が崩壊する人は…正直、フリーランス向いてないと思います。

一方でサラリーマンになって感じたのは「時間のなさ」です。

会社での業務がそのままスキルアップにつながっているので、業務の内容に不満は全くありませんが、如何せん時間がなさすぎる!
その点においては不満ですね。

自由に使えるのは家に帰宅後の1~2時間と朝の2~3時間くらいですね。

【朝5時起き】兼業エンジニアブロガー(Youtuber)の1日のスケジュールを公開してみた

時間のなさに不満はあるものの、時間がないゆえに「何に時間を使うべきか」という優先順位を強く意識するようになりました。

どうでもいい人からの誘いとかは断るようになり、自分がこれから大切にしたい人や本当にするべきことに意識的に時間を使えるようになりましたね。

なぜか、こちらのブログもサラリーマンになってから更新頻度が増えました笑

でも一番いいのがサラリーマンと自営業の中間

どちらもメリットデメリットがありますし、サラリーマンになった今の方が幸福度は高くなった一方で、「これからずーっと1日8時間×週5日勤務は流石に嫌だな….」とは思います。

今は無気力フリーランス期間から復活して毎日充実しているので満足してますが、じゃあ今のまま働いて10年後も満足でいられるかというと…そうとも言えないんですよね。

そこで、個人的に「いいな」と思っているのが「サラリーマンとフリーランスの中間」です。

4年続けた専業アフィリエイターを辞めてエンジニアに転職した理由20個全部説明しよう」という記事にも書いたのですが、エンジニアを選んだ理由に「手に職をつけることができ、かつ働き方が非常に柔軟な職業だから」です。

エンジニアってサラリーマンとフリーランスの中間的な働き方ができるんですよね。

例えば、

  • 年9ヶ月働いて3ヶ月休む
  • 週2勤務で月30万円の収入
  • 完全リモートワーカーで1ヶ月間全く出勤しない
  • 半分リモートワークで週5で働くも出勤が週2回だけ
  • 勤務数を減らし自分のプロダクトを開発する

という働き方ができます。

エンジニアならできるんです。

ってことで、サラリーマンとフリーランスの中間的なポジションが適度なストレスを感じつつも生活習慣が壊れないちょうどいい感じにQOLが高くなるんじゃないかなって思ってます。

単発的に稼げるノンスキルのフリーランスではなく手に職を持ちつつ自分のビジネスを展開していこう

で、もし今後フリーランスをやるのであれば「ノンスキルでもすぐに稼げる方法」ではなく「手に職をもつフリーランサーになろう」ということを強くいいたいです。

私が専業アフィリエイターをやめてエンジニアになった理由の一つなのですが、「すぐに稼げるビジネス」は世の中たくさんありますが、そのほとんどが過剰競争や規制によって淘汰されています。

お金2.0を出版した株式会社メタップス代表の佐藤航陽さんは「未来を先回りする思考法」という書籍で以下のように語っています。

楽に儲かるという動機で始められる価値が低いビジネスの多くは、情報がオープンである世界では過剰な競争が起きてしまい、最終的には利益が出づらくなっています。

…中略…

社会的に価値のある取り組みは利益が出しやすくなっている一方で、短期的な利益のみを追求する事業は過剰競争に巻き込まれ、長期的に収益を出しにくくなっています。

参考:未来を先回りする思考法

と著書の中で書かれています。

「すぐに稼げる」ことを同時並行でやることも大事ではあるのですが、基本的に長期視点で世の中に役に立つ市場価値の高いスキルを持ってフリーランサーになることをお勧めします。

自分で手に職を持ち、クライアントワークをこなしつつスキルを活かした事業を自分で作っていく方針が一番フリーランスとして生計を立てていく方針としておすすめですよ。(専業アフィリエイターは正直おすすめしません。)

一番いいのが「いつでも会社で働けるし、フリーランスとしても収入を得られる」という状態ですよ。
なのでサラリーマンでスキルをつけながら徐々に働く時間を減らしていき、自分の事業に使う時間を増やしていく形を作るのが一番いいんじゃないかな…って思います。

「今から専業アフィリエイターになりたい」という20代へ。「基本的にやめたほうがいい」

 

まとめ

不安定なフリーランス時代よりも今のサラリーマンの方がぶっちゃけ充実していて幸福度が高い一方で、時間がなさすぎてブログやYoutubeをやるにも時間的に何かを犠牲にしないと更新できない状況です。

  • 自営業は気持ちが楽な一方で、成果を出し続けなければいけないので不安定でかつ、生活習慣が壊れやすい
  • サラリーマンはスキルがつくし、生活習慣を維持しやすい一方で働く時間が長すぎる

と、各々メリットとデメリットがあります。

なので、個人的にはスキルをつけて「働く日数を減らしつつ、安定性の高い収入と社会的信用を得つつ人生の幸福度をあげよう」というスタンスがいいんじゃないかなと思ってます。

1 COMMENT

けんと

とても、共感しました。
好きな事や情熱のある事で、フリーランスとして働くのならいいかもしれませんが、

お金の為だけを理由に頑張っても、どこかでエネルギーが切れて無気力になる気がします。

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