こんにちは、進撃する人です。
「googleのアップデートやライバルの増加やITPの影響でどんどん食えなくなってきた…」
そんなアフィリエイターはかなりいると思ってまして、一瞬でも「転職」がチラつく人も多いと思います。
ですが、
- 「アフィリエイター 転職」
- 「アフィリエイター 就職」
- 「ブロガー 就職」
などで検索してもまともな情報が出てきません。
自営業 転職
フリーランス 就活このようなキーワードでググっても出てくるのは
サラリーマン→フリーランス
のパターンばっかりで悲C
— YUUKI@就活エンジニア (@bitcoinjpnnet) 2019年2月12日
プライドが邪魔しているのか、稼げなくなったらSNSからフェードアウトしてしまうことが多々見受けられますからね、そういうコンテンツを書く人はほぼいません。
そこで、「実際どうなの?」というアフィリエイターの就職事情について知りたい人も多いかと思います。(ボレは意地でも就職する気はない!という人は時間の無駄なので戻るボタンを)
さて、元アフィリエイターらしく「アフィリエイター 就職」で1位を狙っていきたいと思います。
*ただし年齢や経歴などは各々異なると思うので話半分で聞いてください
【結論】アフィの経歴はWEB系の企業で凄まじいほど評価された
結論から書きますと、アフィリエイターとしての経歴はめっちゃ評価されます。
大手プログラミングスクールで600時間以上プログラミングを学んだ後に「エンジニア志望」で就活したにも関わらず、各企業で「マーケターとして入社しない?」と言われました。
どこの企業にいっても
- エンジニア未経験かぁ…でもサイト運営やってきたんだよね?マーケターとしてならポジション空いてるよ!
- 経歴に興味があるので情報交換でもいかがですか?
- こんな履歴書初めて見た、珍しいね笑
とまぁ、こんな感じに言われたことが多かったです。
もちろんスクールに大金払って通った経験を評価してくださった企業さんもあったのですが、プログラミングの部分よりもマーケティング部分の方が評価されることは多かったです。
どういう系の企業から需要があるのか
今回は「渋谷を中心としたモダンなIT企業にエンジニアとして入社したい」という意図があり、社員数10~200人規模の小さめな会社を片っ端から受けていたのですが、どうやら渋谷にありそうなIT企業ならそれなりに評価をされてる雰囲気はありました。
wantedlyやgreen japanなどのIT企業に特化した転職サイトを使っていたのですが、某ASPや某巨大メディアからもスカウトをもらえました。
WEB広告系の会社からしたら「アフィリエイトで成果を残した」だけで喉から手が出るほど欲しい人材のようです。
自己PRの切り口は「数字ベース」
自己PRはコンバージョン周りの記事くらい気合い入れました。
- 広告代理店を運営しており毎月500本クライアントの商材をセールスしていました
- 得た資金を使って外注スタッフを10人以上採用していました
- ライティング、SEO、簡単なHTML・CSS、wordpress、CV周り、ターゲット選定あたりはできます、エンジニア志望ですが!
など、全て実際に出した実績を「数字ベース」で、具体的に「自分が何をしてきたか」「自分は何ができるのか」話しました。
アフィリエイト広告の世界でも
- 「毎月2万3000人が契約している」
- 「3ヶ月で効果が出る」
- 「圧倒的実績!満足度96%」
などなど、数字ベースで語ると刺さります。
数字と実績を語り、自分が具体的に会社の利益のために何ができるのかを語ることはとても大事だと思います。
アフィリエイターやブロガーは何かに特化はしてないけど、スキルを見ればかなり貴重な人材
アフィリエイターやブロガーは悪くいえばジェネラリストだと思ってます。
ライティングもデザインも簡単なプログラミングもマーケティングも外注化作業もそれなりにこなしてきた人は多いはず。
ただ、「特化」はしてないんですよね。
専門性があるとは言えないのがやや難点ですが、それでも企業に相当評価されている以上「貴重な人材」とみなされている感じはあります。
何より専業でやってきた人はそれなりに数字は出してきたはず。(ぶっちゃけ月に10~20万円程度稼いでいれば、めちゃくちゃ実績として評価されますよ)
私も散々お世話になったミエルカを販売しているファベルカンパニーのミエルカコネクトではアフィリエイターを時給3500円~採用してるみたいですね。(実際にミエルカコネクト経由で働いている人はまだ私の周りにいませんが)
兼業に戻れたら「生き残れなかった」ではなく、むしろ「チャンス」だと思うけどな
よくツイッターでは「アフィリエイトで生き残りたい」みたいなつぶやきを目にしますが、ではアフィリエイトで生き残れなかったら死ぬのか?
否!
兼業に戻ったら企業でスキルを磨くことができます。
アフィで身につけたライティングやマーケティングやSEOを企業で生かしつつ、技術を学びながら次にまた独立(副業)するために淡々と力を蓄えればいいんじゃないの??..と思いますけどね。
会社によっては店舗コンサルや大きな予算を使った広告を打っているはずなので、運用方法ノウハウが学べたり、ASPなんかに勤めればそれこそキーワードが丸分かりじゃないですか。
会社を「1日○時間勤めれば××万円もらえる場所」と捉えると途端に苦しくなりますが、「お金をもらいながら技術やノウハウを盗める場所」と捉えればそれなりにやる気が出てきます。(現に私はそんな感じですしお寿司)
専業アフィリエイターからエンジニアに転職して2週間が経過し、感じてること
ちなみに私は昨年秋ぐらいにプログラミングスクールに通い、今年に入ってから入社して既に2週間が経過してますけど、ぶっちゃけ専業時代と比較して毎日充実しています。
「4年続けた専業アフィリエイターを辞めてエンジニアに転職した理由20個全部説明しよう」という記事にも書きましたが、社会との繋がりのなさやSEOの難易度上昇にかなり苦しんでいました。
自営業なりたての最初の2年は無双していたものの、後半2年はモチベーションとの戦いでして、4年目の時点で「あ、今の仕事に対する情熱はもうないな。社会との繋がりも欲しくなってきたしスキルも欲しい」と感じ、本格的にエンジニアに転向しました。
兼業になってから
・1日10分のランニング2週間継続
・朝6時までに起きるようになった
・食生活がガラッと変わる
・作業量が増える
・本業で学びたいことが学べる
・1日が濃くなったなんだこれ、普通にいいぞ。
進研ゼミの漫画に出てくる主人公みたいになってきた— 進撃する人@現役エンジニア (@mikasa_program) 2019年2月13日
兼業になってからは生活習慣・リズムが劇的に改善しまして
- 軽いランニング
- 朝早起き(今書いてるこの記事も朝5時半頃に書いてます)
- 作業量そのものが増える(時間の制約の関係で時間単位あたりの作業量が劇的に増えました)
- 1日が濃くなった(会社でプログラミングをやった後に帰宅して寝て早起きして作業してるのでそりゃ濃くなるわ)
- 社会との繋がりができた
- 毎日自力じゃつきにくいスキルを磨けている
という状況になりました。
1日が今まで以上に充実するようになり、お金の心配も大方なくなり(自営業時代は会社員の時以上に売り上げはあったのですが、毎日何かに追われてました)毎日スキルは右肩上がり(市場価値が右肩上がり)なので時間の余裕は少し減りましたが、心の余裕はできました。
ストレスは…..なくはないです。
そもそもストレスがなさすぎて生活習慣がオワコンになったり、無気力になっていた節がありました。
なのでストレス自体は良いものだと思っており、適度なストレスを肯定的に捉えています。
まとめ
以上が専業アフィリエイターからエンジニアに転職した話になります。
アフィリエイターやブロガーはある程度PVや売り上げがあればめちゃくちゃ評価されます。
就活していてそれを顕著に感じましたね。
人生100年時代、特にネットを使ったビジネスで生きていくのであれば3~5年に一度は「ガラガラポン」が起こるのは仕方ないです。
今まで積み重ねたことが急に通用しなくなるときは必ずきます、そんな時に柔軟に職を変えたり、やり方を変えるのは悪いことじゃないと思いますよ。