こんにちは、進撃する人です。
ツイッターなどを見てるとエンジニアさんの羽振りがめちゃくちゃ良いです。
20代中盤で都内に住みながら車を乗り回していたり、夫婦でタワマンに住んでいたり、港区に住んでいたり、法人化したり、「そろそろ年収1000万円超えそう」だなんて言ってる人がいたり。
エンジニア業界見てるとマジで羽振りの良さを感じる。
夫婦でタワマン住んでたり、港区住んでたり、法人化してたり.
— 進撃する人@現役エンジニア (@mikasa_program) 2019年2月18日
エンジニアが今、売り手市場で市場価値が上がっていることはわかったけど、「実際、初任給はどうなの?」という超大事なところも合わせて書いていこうと思います。
ぶっちゃけ未経験のエンジニアの給料はだいぶ悲惨
結論から言いますと、プログラミングスクールを経て3社内定をいただきましたが、3社とも相場は雇用形態は派遣から入って半年後に正社員登用。
具体的な数字は書きたくないのでボカシますが、「新卒の初任給くらい」です。(そもそも会社勤めること自体が初めてなので、相場感がイマイチわかりませんが)
都内だと生活するのはちょっと厳しいかな….といったような条件となります。
私は専業アフィリエイター時代の貯金がありますし、まだアフィリエイト収入があるので、給料が低くても問題ありませんが、都内に住んでいてお金がない人は本当きついと思います。
初年度の年収は「生活できるくらい」と割り切った方が良さげ
給与テーブル的に今後、何ヵ月あるいは1年~2年でどれくらい給与上がるのかは全くわかりませんが、個人的なスタンスとして「最初の1年の給料は捨てるつもり」くらいに割り切ってます。
エンジニアになったのは
- 自分の市場価値を今後上げていくため
- 柔軟な働き方をしていくため
と理由でありまして、市場価値を上げるという観点で初年度の年収なんて屁でもないと思ってるんですよね。
逆に、初年度でも給与の高い港区や品川区の金融システムや大手メーカーなどの子会社である「SIer」や「SE(システムエンジニア)」の方が初年度の給与高いと思いますよ。
大手金融やメーカーのシステム会社ということで自社開発のベンチャーよりは多分お金持ってるので初年度に関してはWEBエンジニアよりも1.5倍ほど高いと思われます。
ただし、個人的にこういった大手企業のシステム会社って扱う言語がCOBOLやJavaなどのレガシーな言語なので「市場価値」という観点では大手企業のシステム会社ってやめた方がいいと思いますけどね。
スキルアップできる企業ほど初年度の給与は低い
転職して実感したのは、スキルアップができそうな企業ほど給与は低いということです。
だいたい、スキルアップしやすい企業って
- 渋谷系自社プロダクト開発しているIT企業
- WEBエンジニア寄りの案件に客先常駐をさせるSESの会社
- 受託開発の会社
独断と偏見が大いに含まれますが、私は上記が「スキルアップしやすい会社」と考えています。
(*下記の記事を見ていただければわかりますが、SESでも十分スキルアップは可能ですよ)

例えば、SES系の企業なんて会社が派遣費用手数料として3~5割抜くので社員に入ってくる金額は少ないです。
期待なんかしない方がいいでしょう(その代わりフリーランスになれば抜かれる分の手数料が自分に入ってきます。最低限会社に利益を残した上で独立すれば良いコネクションにもなりますし、一気に年収が上がります。)
またスキルアップができる渋谷系の自社開発企業は金銭的体力がない企業が多いです。
社員数10人前後の企業で自社プロダクトメインの会社なんて、スキルアップがめちゃくちゃできる一方で「うち給料低いよ?」と面接で言われたこと多々あります。
受託開発系の企業も複数受けましたが「うちは金銭的体力はないよ?」という雰囲気を感じましたので、やはり初年度の給与には期待しない方がいいでしょう。
逆に初年度から高い給与を提示してくる会社は規模感が大きすぎて、イマイチスキルアップには向いてないんじゃないかなぁ(その規模の会社で働いたことがないからあくまで憶測です)….と思いますけどね。
上記でも触れた通り、世間の平均と比較して高めの給与を提示してくる会社は金銭的体力がある大手企業のシステム会社ばかりなのでスキルアップには向いてないと思いますけどね。
エンジニアは未来に期待して今の給料を投資と割り切るべし
「エンジニアこそ、初年度の給料を捨てて未来にベットしよう」と強めに言いたいです。
エンジニアの初任給は新卒くらいだとしても、スキルがついて転職すれば2倍~上がりますし、フリーランスになれば3倍~にあがる世界です。
さらに経験年数も初年度の人と3年以上経験している人では、3年以上経験してる人の方が給与は4倍以上違う(フリーランス+自分で受注)もんです。
なので、「未来の収入が上がればよくて、今の給料は低くてもいいや」と割り切ることは今後エンジニアとしてやっていく上でとても大事なのではないかと思います。
エンジニア副業をすれば入社3ヵ月程度で月50万円~は十分可能
また、ツイッターにいる「あかしぃ@WEBエンジニア」さんという方がいらっしゃるのですが、エンジニアになって2ヵ月目で副業案件をwantedlyでゲットして会社+副業収入で月に50万円ほど入ることが確定したとのこと(ツイッターで述べられてるので記載します)
お金の話になるけど、先日決まった副業を合わせるとエンジニア収入だけで月50万になった
歴2ヶ月の駆け出しエンジニアでもこれだけ需要があることを考えると、今はホントにエンジニア不足なんだなぁと感じる
— あかしぃ@Webエンジニア (@akashi__akashi) 2018年12月29日
副業案件をwantedlyで取ってくる方法とかすごく参考になる。
参考 経験年数が浅いエンジニアの副業の探し方|エンジニア副業のメリットとデメリットも解説29歳未経験からエンジニアはじめました
このように会社の給与が低くても、会社でスキルアップしてそのスキルで副業案件を自分で取っていき、空き時間でこなせば「お金も稼げる&スキルも上がる」という好循環により自分の収入も上がっていくというわけです。
なので、目先の利益は捨てて、自分のスキルセットを上げていくことに注力していきましょうと私は言いたいです。
まとめ
以上、WEBエンジニアの初年度の給与に期待してはいけません。
その代わりに働き始めてスキルが着き次第、副業案件を自分で取っていったり、本業でスキルアップして市場価値を上げていくことに意識を使った方がいいです。
企業にもよりますが、私が勤めてる会社なんか研修がかなりしっかりしており、研修だけで3ヵ月使います。(実質プログラミングスクールにお金をもらいながら通っている感覚です)
なので、目先の給与ではなく、未来への自分にベットするイメージで「初年度の給与は生活する分稼げればいいや」と割り切った方がいいですね。